- 2026年7月21日
夏は要注意!マダニに刺されたら無理に取らないでください
暖かい季節になり、ピクニックやキャンプ、ハイキング、山登り、草むらでのレジャーを楽しむ方が増える時期になりました。
その一方で、この時期に増えてくるのが「マダニによる咬傷(こうしょう)」です。
「虫がついているだけだから自分で取ればいい」と思われがちですが、マダニは無理に引き抜いてしまうと皮膚の中に口の部分が残ってしまい、炎症や感染の原因になることがあります。
今回は、マダニに刺されたときの対処法や予防方法についてご紹介します。
マダニとは?
マダニは森林や草むらに生息する吸血性のダニで、大きさは数mm程度ですが、血を吸うと1cmほどまで大きくなることがあります。
皮膚にしっかりと口を差し込み、数日から1週間以上吸血し続けることもあります。
マダニに刺されたら無理に取らないで!
マダニは口を皮膚の奥までしっかり食い込ませているため、
- 指でつまんで引っ張る
- ピンセットで無理に抜く
- つぶして取る
といった方法では、口器(こうき)が皮膚の中に残ってしまうことがあります。
口器が残ると、
- 炎症
- 腫れ
- 化膿
- しこり
などを起こし、治るまで時間がかかることがあります。
また、マダニをつぶしてしまうと、体液が皮膚に付着し、感染症のリスクが高まる可能性もあります。
なぜ手術(切除)が必要になるの?
皮膚にしっかり食い込んだマダニは、きれいに取り除くために局所麻酔を行い、小さく皮膚を切開して摘出することがあります。
切開して取り除くことで、
- マダニを丸ごと取り除ける
- 口器の取り残しを防げる
- 炎症や感染のリスクを減らせる
というメリットがあります。
症状や刺された状況によっては、切開せずに除去できる場合もありますので、自己判断せず早めに受診しましょう。
マダニが媒介する感染症にも注意
マダニはさまざまな感染症を媒介することがあります。
代表的なものには
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- 日本紅斑熱
- ライム病
などがあります。
刺された後に
- 発熱
- 強いだるさ
- 発疹
- 頭痛
- 吐き気
などの症状が出た場合は、早めに医療機関を受診してください。
マダニに刺されないための予防法
屋外で活動するときは、次のような対策がおすすめです。
✔ 長袖・長ズボンを着用する
✔ ズボンの裾を靴下の中に入れる
✔ 帽子を着用する
✔ 肌の露出をできるだけ少なくする
✔ 虫よけ剤(ディート・イカリジン配合など)を使用する
✔ 草むらや藪の中に直接座らない
✔ 帰宅後は全身をチェックし、入浴してマダニが付いていないか確認する
当院でも診察・処置を行っています
マダニを見つけても、ご自身で無理に取ろうとせず、そのままの状態でご来院ください。
診察のうえ、必要に応じて適切な方法で除去・処置を行います。
「これってマダニかな?」
「皮膚に虫が食い込んでいるかもしれない」
そんな場合も、お気軽にご相談ください。
アウルスキンクリニック
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池袋駅西口より徒歩4分
予約なしでの受診も可能です。