- 2026年6月30日
帯状疱疹の初期症状とは?こんな症状があれば早めに皮膚科へ
「ピリピリ痛い」「赤い発疹が出てきた」それは帯状疱疹かもしれません
こんにちは。アウルスキンクリニックです。
「肌がピリピリ痛む」
「虫刺されかと思ったら、水ぶくれができてきた」
「片側だけ痛みと発疹がある」
このような症状は、帯状疱疹の可能性があります。
帯状疱疹は、できるだけ早く治療を開始することが大切な病気です。特に発疹が出てから72時間以内に治療を始めることで、症状の悪化や後遺症のリスクを減らせるとされています。
今回は、帯状疱疹の初期症状や受診の目安についてご紹介します。
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、水ぼうそうの原因となる「水痘・帯状疱疹ウイルス」が再び活動することで発症します。
子どもの頃に水ぼうそうにかかった後も、ウイルスは体内の神経に潜んでいます。
加齢や疲労、ストレス、睡眠不足、病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。
初期症状はどんなもの?
帯状疱疹では、発疹が出る前から症状が現れることがあります。
代表的な初期症状は次のようなものです。
- ピリピリ・チクチクする痛み
- 焼けるような痛み
- 皮膚を触ると痛い
- かゆみや違和感
- しびれ
- 軽い発熱やだるさ
これらの症状は、体の左右どちらか一方だけに現れることが多いのが特徴です。
発疹・水ぶくれが現れます
初期症状のあとに、
- 赤い発疹
- 小さな水ぶくれ
- 水ぶくれが帯状に広がる
といった症状が現れます。
顔、胸、背中、お腹など、神経に沿って帯状に発疹が出ることが多く、通常は体の片側だけに見られます。
こんな症状は早めに受診しましょう
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
- 片側だけに痛みや発疹がある
- ピリピリした痛みが続いている
- 水ぶくれができてきた
- 痛みが強い
- 顔や目の周囲に症状がある
- 耳の周囲に発疹や痛みがある
顔や目、耳に帯状疱疹ができると、視力や聴力などに影響を及ぼすことがあるため、できるだけ早い診察が必要です。
帯状疱疹は早期治療が大切です
帯状疱疹の治療では、抗ウイルス薬を使用します。
発疹が出てからできるだけ早い時期(目安として72時間以内)に治療を開始することで、
- 発疹が広がるのを抑える
- 痛みを軽減する
- 治るまでの期間を短縮する
- 帯状疱疹後神経痛(PHN)のリスクを減らす
ことが期待できます。
症状に応じて、痛み止めなどを併用することもあります。
帯状疱疹後神経痛(PHN)とは?
帯状疱疹は治っても、痛みだけが数か月から数年続くことがあります。
これを「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と呼びます。
特に高齢の方ほど起こりやすいとされているため、早期治療が重要です。
よくある質問
Q. 人にうつりますか?
帯状疱疹そのものが人にうつることはありません。
ただし、水ぼうそうにかかったことがない方や、水ぼうそうワクチンを接種していない方には、水痘・帯状疱疹ウイルスが感染し、水ぼうそうを発症する可能性があります。
水ぶくれがある間は、妊婦さんや新生児、水ぼうそうにかかったことのない方との接触には注意しましょう。
Q. 若い人でもなりますか?
帯状疱疹は50歳以上で増える傾向がありますが、若い方でも、疲労やストレス、免疫力の低下などをきっかけに発症することがあります。
気になる症状があれば、お早めにご相談ください
帯状疱疹は、早めの治療がその後の経過に大きく影響します。
「虫刺されかな?」「筋肉痛かな?」と思っていても、実は帯状疱疹だったというケースは少なくありません。
片側だけの痛みや赤い発疹、水ぶくれなどの症状がある場合は、自己判断せず、早めに皮膚科をご受診ください。
アウルスキンクリニックでは、帯状疱疹の診断・治療を行っております。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。